誰でも簡単に外せます。
しかし、外れたが最後、もう簡単には元に戻せない。
そんな知恵の輪、【Coaster (コースター)】を紹介します。
- COASTER (コースター) の特徴
- オススメできる人/できない人
- 解き方のコツ
Coaster (コースター) は、
- 外れたが最後、もう簡単には元に戻せない
- 比較的高価だが、価格以上の価値あり
こんな人にオススメ
- 中級者
- 中学生
- カフェ、バーの経営者
商品概要
名称 : cast Coaster (コースター)
価格 : 1,650円 (2024/9/26現在)
シリーズ : ハズル / 株式会社ハナヤマ
難易度 : 4 (Max6)
テーマ : 結
パーツ数 : 3
薄く平らで見た目はその通り、コースターである。来客に飲み物と一緒に差し出せばきっと話もはずむはず。ウクライナ出身のパズル作家Serhiy Grabarchukのデザイン。
https://store.hanayamatoys.co.jp/items/55630211
難易度 / 効能
スキルマップ – 攻略に必要な5つの力
Coaster (コースター) の総合難易度(*)は 2.0 /5。
中級者向けです。
(* 独自基準による難易度。5つのスキルの平均値。)
論理的思考力と集中力を要する知恵の輪です。
論理的に考え、可能性のあるパターンを過不足なく試していく集中力が試されます。
ひらめき | 1 | |
空間認識能力 | 1 | |
論理的思考力 | 4 | |
忍耐力 | 2 | |
器用さ | 2 | |
総合難易度 | 2.0 |
効能 – 挑戦がもたらす3つの恵み
次のような能力の向上や効果が期待できます。
- 知育効果
-
論理的な思考で解決に導く力を養います。元に戻す際に集中力が鍛えられます。
- アンチエイジング効果
-
完成直前に微妙なバランスを保つ必要あり。手先の器用さが鍛えられます。
- リラクゼーション効果
-
もくもくと取り組むことでマインドフルネスが促進されます。
使用感
外観
高級感に定評のあるハズルシリーズ。金属製のヒンヤリとした手触りが特徴です。その名にある通りコースターのような形状。テーブルに置いてあると、知恵の輪だとは気づかれません。
サイズ
直径約7cmのコースターサイズ。実際にコースターとしても使用できます。
耐久性
10年経過しても破損なし。サビなどの目立った汚れもありません。実際にコースターとしても数回使用していますが問題なし。水分にも強いようです。
中毒性
単純さゆえに中毒性は高くありません。
初手で12パターン(3×2×2)、次手は3パターンをもくもくと試す作業要素が強い作品です。
しかし、初手、次手ともにパーツ同士がはまる瞬間は気持ちが良く、1度で2回スッキリできると考えるとお得です。
価格
ハズルシリーズは一般的な知恵の輪より少し高めの価格設定です。でも、この価格は、長く遊べる質の高さと豊かな学びの証。私の手元にある商品は10年経っても、まだまだ現役。安い製品をすぐに飽きて捨てるより、ずっと経済的。何度も挑戦でき、その度に新しい発見や達成感を味わえる。つまり、価格以上の価値があります。
雑感
- 時すでに遅し
-
「さあ、外すぞ!」と意気込んで手に取った瞬間、目の前のパズルはあっという間に外れてしまいます。そして、わずか10秒後、元の形に戻すのが予想以上に難しいことに気づき、思わず息をのみます。
これこそが、このパズルの作者の狙いなのでしょう。その絶妙な難しさと驚きは、思わず周りの人にも体験させたくなるほどです。
- 場合の数
-
中学生で習う場合の数や組み合わせの勉強が役に立ちます。パーツの数(3)、頂点の数(3)、表裏(2)の掛け合わせです。すべてのパターンを数え上げると、最大何パターン試せば良いか分かります。
- コースター
-
コースターとして使用しても違和感がありません。
カフェやバーで使うのもオススメです。
お客様が何気なくコースターを手に取った瞬間、知恵の輪が突如バラバラに。予期せぬ出来事に、きっとお客様の目は驚きで丸くなることでしょう。
さらに、このコースターを記念品として販売すれば、お店の思い出と共に持ち帰ってもらえます。
口コミ
主な口コミを紹介します。
- 幾何学的な模様が美しい
- 遊んだ後はコースターとしても使える
- 元の形を覚える前に外れてしまい愕然。作者の思うツボにはまった。
- 工夫も知恵も必要ない。見た目重視で選んで失敗。
- 感動が少ない。
ヒント
自力で挑むことを強く勧めますが、
何をやっても解けないときのために、ヒントを用意しました。
ヒント Level 01
やること(試すべきパターン)は限られています。一つずつ試していけば必ず解けます。
ヒント Level 02
3つのパーツに目印をつけてみよう。
どのパターンを試したか分からなくならないようにしましょう。
“COASTER”の刻印のあるパーツは動かさずに、他の2つのパーツだけを動かすと混乱しづらいです。
ヒント Level 03
Coaster (コースター) の秘密を解き明かすカギとなる重要な3つの瞬間をお見せします。これらの形を順番に追い求めると、、、
“COASTER”の刻印があるパーツを真ん中にします。
[探し方]
右端のパーツの頂点の1つを”COASTER”の刻印の横に動かして、キレイにはまるか確かめます。
はまるところが見つかるまで、3つの頂点をひとつずつ試します。
ここまでして見つからなければ、右端のパーツを裏返して、再度3つの頂点を試します。
それでもダメなら、右端のパーツと左端のパーツを入れ替えて再チャレンジ。
1つ目と2つ目のパーツを持つ手を少しゆるめながら動かすのがコツです。
まとめ
株式会社ハナヤマのハズルシリーズ【Coaster (コースター)】は、
- 外れたが最後、もう簡単には戻せない
- 場合の数を勉強中の中学生の学習用に使える
- カフェ、バーで使うのもユニーク
- 価格以上の価値あり
- 中級者
- 場合の数を勉強中の中学生
- カフェ、バーの経営者
- 上級者には少しもの足りない
- マスターできたら、あとは作業。繰り返し楽しむ目的には適さない。
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